⼦育てには正解がないので、どのお⺟さんも⽇々悩みながら歩んでいると思います。
⾃分の親や義実家から離れて暮らす家族も多くなり、
夫婦世帯だけでの⼦育て も多いですよね。
ママ友とは当たり障りのない会話だけにとどめている⼈も多いかと思います。
相談できる相⼿が近くにいなかったら、⼀⼈で悩んで
⼦どもをかわいいと思えなくなったり、
育児が⾟いものに思えてお⺟さんの⼼が⾵邪をひいてしまいそうです。
私は両⽅の実家から離れ、夫は出張が多いので、
ほぼ私⼀⼈で年⼦の⼆⼈を育てています。
育児関係のサイトを夜な夜な検索したり、本屋で育児書を⽴ち読みしたり、
いろいろな育て⽅を読んできました。
今⽇は私が⼦育てをしていて、試⾏錯誤中の悩みをお話しします。
小学2年の我が子が⾔うことを聞かない。気を付けた2点のこと
我が家には⼩学2年⽣の息⼦がいます。
2歳頃からのいやいや期からずーっと何でもいやいや。
おもちゃの⽚付けも着替えも⻭磨きもお⾵呂も寝るのもいや。
イヤイヤ期に終わりを感じられず、いやいやを⾔いながら過ごす毎⽇です。
そんな息⼦とのバトルをどう⺟が制するのかを調べ実⾏してみました。
⾔うことを聞かないのは、⼦ども⾃⾝の⾃我の芽⽣えなので成⻑の証しですよね。
2歳の頃はみんな通る道だからと諦めがつき、
はいはいと返事をしながら息⼦の気持ちに寄り添ったり、
時には泣き叫ぶ息⼦を抱えたりしていました。
⼩学校に上がり多少イヤイヤは減り、
⾔うことを聞いてくれることも増えたように思います。
ただ宿題や学校、習い事の準備など、前の⽇にやってほしくて
声をやさしくかけてもやりません。
当⽇も出発する直前までだらだらしてやらず、
時間もせまってくるので私はイラっとします。
毎⽇イライラして息⼦に怒ってばかりで、
笑ってやれていないことに気づき、そんな⾃分に反省をしました。
そして、私と息⼦のやりとりを観察してみることにしました。
私も時間や家事に追われ、何かを準備しながら息⼦の顔を⾒ずに
声だけをかけることが多かったのです。
息⼦は私が視界に⼊らないので、⾃分のしている事に集中しているので
私の声は⽿に届いていません。
集中しすぎるあまり⽿に私の声が届かず、反応せず⾃分の事に集中し
だらだらし続けていたのです。
⼀度声をかけただけでは反応しないと頭から決めつけて、
強い⼝調で声をかけている時もあるのがわかりました。
⺟がイラっとして声をかければ、⼦どもも反発するのはうなずけます。
⼤⼈だってイラっとした感じで⾔われれば、腹も⽴ちますよね。
それと同じ事だったんだと思いました。
この⼆点に気をつけて、声をかける時は息⼦の視界に
⼊るところまで⾏き⽬線を合わせ、
いつもの会話の⼝調で声をかけるように⼼がけてみました。
声をかけると、息⼦が私の顔を⾒てにこっとぎゅーしてくれたのです。
外出中も家の中でも同じ効果が⾒られました。
2歳の時にこうしていたら、あのイライラはしなくて済んだのかぁ
と今さらながら思いました。
お⼦さんの性格にもよるとは思います。
ですが、どのお⼦さんもお⺟さんの笑顔や優しい声が⼤好きなのではないでし ょうか。
わが家もまだまだ試⾏錯誤中ですが、困っていたり悩まれていたら
⼀度試してみてください。
ガミガミ母さんではなく肯定のシャワーを!
叱り⽅にも⽇々悩んでいます。
また前のようにガミガミ⺟さんに戻らないようにするにはどんな叱り⽅が効果あるのかも調べました。
叱れば叱るほど同じ事の繰り返しになってしまいます。
叱れば叱るほど⼦ども⾃⾝、⾃分のことに⾃信が持てなくなっているようにも感じます。
我が家の年⼦の姉弟も、最近ママの笑顔を⾒ていないと
⾔っていた時期があります。とても悲しそうでした。
その頃、姉弟喧嘩もはげしく毎⽇のように繰り返し、
息⼦は⾔うことを聞かない、 すぐに私や姉をたたく、
⾃分の思い通りにならないとかんしゃくを起こす⽇々でした。
夫も出張続きで誰も頼ることができなかったのを覚えています。
そんな時、育てにくいお⼦さんとのコミュニケーションの取り⽅について
書かれている本を⾒つけました。
発達科学のコミュニケーションの本です。
発達科学のコミュニケーションの根底にある考えは、
叱るよりも⼦どものことを肯定すると、
良い脳の活動を増やしよくない⾏動を少なくしていくという事でした。
叱り⽅というよりも、肯定の⾔葉のシャワーを浴びせることが、
怒ったり注意したりすることよりも、
まわりをよい⽅向に動かしていけるということです。
⽚付けをしてほしい時は、「⽚付けなさい」ではなく、
「⼀⼈で⽚付ける?お⺟さんと⼀緒に⽚付ける?」
と選択させてみるのです。
着替えをしてほしい時も、「着替えなさい」ではなく、
⼀つ⼀つ具体的に「まず ズボンを履こう」とか、
「⾚と⻘の T シャツどっちがいい?」と聞いてみます。
⼦どもに選択するチャンスを与えることで、
⼦ども⾃⾝に着替えや⽚付けなど
してほしい⾏動に注⽬を集めることができます。
してほしい⾏動ができたら認め肯定したら、よい⾏動が脳にインプットされます。
叱ることよりも、良い⾏動を脳にインプットするのは、
叱りながら⼦育てをするよりも苦しくない気がしました。
もちろん⼦どものために⾃分のやっていることの⼿を⽌めなければなりません。
忙しいお⺟さんには負担に感じることもあるかと思います。
でも、⼦どもだっていつもガミガミ怒ってばかりのお⺟さんでは悲しいのです!
4年⽣にもなると段々親の⼿の届かない場所での⾏動が増え、
⾃分で解決しなくてはいけなくなります。
⼿をかけてやれるのもあと少しなんだなと感じます。
⻑いように思う⼦育ての時間の中で、
⼿をかけてやれるわずかな時間を、お⼦さんの⾏動を観察し、
肯定の⾔葉のシャワーを浴びさせてあげませんか?
お子さんもお母さんも気持ちが楽になれます^^
まとめ
「⼦どもはお⺟さんの笑顔をやさしい声がだいすき」
毎⽇忙しい中で⼦育てをするのは、とてもたいへんですよね。
⼦どもの気持ちもわかるけれど、お⺟さんの都合もあるので
全部⾔い分を聞いてやれませんよね。
いらっとして感情的に怒鳴ってしまうこともあります。
⺟だって⼈間です、感情でをコントロールするのは難しい時もあります。
それでいいんだと私は開き直っています。
ただ⼀つ忘れてはいけないと思うのは、
⼦どもはお⺟さんの笑顔がだいすきと⾔うことです。
当然ですが怒った声よりも、
笑っていたりやさしい⼝調の声がすきです。
お⺟さんも叱るより、ほめたり認める声のかけかたの⽅が、
⾟くないのではないでしょうか。
我が家も全く叱らないわけではありません。
⼈を傷つけたり、命に関わることはしっかり話します。
少し⼦どもとのコミュニケーションの取り⽅を変えるだけで、
イライラするの も叱って⾃⼰嫌悪になることも減りました。
まだまだ道半ば、私⾃⾝も変わらなければと思っています。
⼦どもと⼀緒に過ごせるわずかな時間を、
家族で笑顔がたくさんの楽しい時間 にできたらいいですね。